
工場で月給25万円の求人は多い。
25万円が12ヵ月で300万。
18歳からの42年で1億2600万。
共働きなら、大体2億円。
地方に住んでると、余裕で暮らせる額だ。
ただ、東京には年収3000万円を稼ぐ人間がゴロゴロいる。
年収300万円の10倍を稼ぐこと。それは難しいけれど、全くの夢物語ではない。
知る
実際、年収3,000万円は給与所得者の中では最上位0.05 %程度である。
つまり、2,000人に1人レベル。
偏差値で言えば、83。
東大に入るより難しい。
東大は毎年3000人受かる。卒業生は20万人近くいる。
偏差値で言えば、78。(実際には京大や医学部にも分散するから、もっと低い)
それに比べて、年収3,000万円は労働人口2,000人あたり1人で、3.2万人しかいないのだから、当然東大に入るより難しいのだ。
ちなみに年収300~400万円(最多ボリュームゾーン)の人は約1,000万人いるので、人口比で言えばその約300倍もレアだ。
目指す
では現時点でどのような高校生が、将来その2000分の1になるのか?
そういうことは、なぜか学校で教えてくれない。というか実体験が無いから教えられない、が実情だろう。
何のために勉強するのかなんていいから、2000分の1に食い込む方法を教えてほしい。
大きく分けて5通りしかない。
- 組織で出世競争に勝つ(約2万人)
- 起業での成功(1万人以下)
- 開業医での成功(1万人以下)
- スポーツ選手や芸能人(1万人以下)
- 個人投資家(1万人以下)
- 政治家(内閣総理大臣の年収は約4049万円)
もちろんどのルートも難しいけど、この5種類は両立しなそうだ。だから、ある程度作戦を立てておいたほうがいい。
①サラリーマンルート
ルート | 年収帯 | キャリア目安 | コメント・現実感 |
---|---|---|---|
外資系投資銀行(IBD)/PE/ヘッジファンド | 3,000〜1億円超 | 30代後半〜 | VP→Director以上で基本給+ボーナスが跳ね上がる。激務・淘汰も激しい。( onecareer.jp ) |
外資 Big Tech エンジニア/プロダクト系 L6〜L7 | 3,000〜4,000万円+RSU | 30代 | メタ・Google 等の上級個人貢献層。株価次第でブレが大きい。 |
グローバル商社・総合商社の海外駐在部長クラス | 2,500〜3,500万円 | 40代 | 本給1,500万+海外手当・賞与。為替や赴任地で変動。 |
大手上場企業の取締役・執行役員 | 3,000〜8,000万円 | 40〜50代 | 自社株インセンティブ込み。公開情報(有報)で確認可。 |
勤務医(高度専門・自由診療中心) | 2,000〜3,500万円 | 30代後半〜 | 週4常勤+当直・自由診療バイト等。開業しなくても届く例あり。医師全体の7.8 %が3,000万円超という調査も。( m3.com ) |
パートナー弁護士・会計士(Big4/外資法律事務所) | 2,000〜5,000万円 | 30代後半〜 | レインメイカーになれるかが分水嶺。持分比率も影響。 |
②起業ルート
失敗率が高く、ハイリスクなルート。
③開業医ルート
意外と、明確に高額診療を目指さないと、年収3000万円にはたどりつくことができない。美容整形外科などは分かりやすいだろう。
④スポーツ選手・芸能人ルート
高校生のころにはすでに決まってしまっているルートであり、さらに失敗率も高い。
⑤個人投資家ルート
年収3000万円ということは、7億〜10億円以上の運用資産があり、ハイリスクを取らずとも年4%程度の利回りを継続的に得られる人ということになるので、かなり時間がかかるルート。
そもそも運用資産が5億円以上あるのに、さらに増やす必要は薄い。
⑥政治家ルート
国政ルートについて調査予定です。